大津市は14日、一般会計1130億9000万円の20年度当初予算案を発表した。1月の市長選挙を踏まえ、佐藤健司新市長による初の予算編成となり、就任間もないこともあり継続事業を中心に骨格予算とした。
20年度の予算規模は、一般会計が1130億9000万円(対前年度当初比0・3%減)。特別会計は9会計で685億9940万円(同0・7%減)、企業会計3会計で400億9957万円(同21・4%増)となり、総額では2217億8897万円で2・9%増。このうち普通建設事業費は127億8141万円(補助105億5677万円、単独22億2463万円)、災害復旧事業費は6400万円で投資的経費は計128億4541万円となり、対前年度比より2・4%減で8631万円の減額となっている。
主なものは、子ども・子育て支援として、民間保育施設整備補助に2億0822万円、児童クラブ運営助成事業費に1億4339万円。また、消防局通信指令課移転(新高機能消防指令システム更新・会議室改修)に9億6557万円計上している。そのほか、大津市・志賀町合併建設計画に基づく事業の推進として、ごみ処理施設改築更新も予算化している。
提供:滋賀産業新聞