新潟県交通政策局は12日、20年度当初予算案を発表した。
一般会計は前年度比14・8%減の130億5779万2000円とし、うち一般公共については36億4182万9000円(前年度比21・8%減)を計上したほか、県単が1億4338万9000円(同10・0%減)、直轄負担金は28億483万1000円(同19・0%減)、災害復旧費は5億9984万6000円(同25・6%減)。また、港湾整備事業特別会計は33億7114万4000円(同4・9%減)となった。
主要事業は次の通り(新)は新規事業)。
【さらなる拠点性向上に向けた交通ネットワークの整備】
▽羽越新幹線早期実現推進事業 234万9000円
▽新幹線活用地域活性化事業 165万4000円
▽新潟空港の活性化検討費 163万3000円
▽新潟空港アクセス改善プロジェクト 5280万6000円
▽新潟空港周辺環境対策補助金 2507万8000円
▽一般公共事業(港湾) 30億818万1000円
・港湾機能の拡充を図るため、県内港湾の係留施設、外郭施設等を整備(港湾改修18億8581万5000円、港湾環境整備2億3736万円、港湾施設改良統合補助8億8500万6000円)
▽一般公共事業(海岸) 6億3364万8000円
・高潮、波浪または海岸の侵食による被害を防止するため、海岸施設の新設、改良
▽県単公共事業(港湾整備) 1億4338万9000円
・港湾の機能強化等を図るため、航路・泊地の浚渫および必要な港湾施設の整備等
▽港湾調査費 1億3663万5000円
・港の安全管理に必要な測量および港湾計画策定や、老朽化対策に必要な基礎調査
▽万代島にぎわい創造事業 1408万4000円
▽都市間高速交通ネットワーク形成検討事業 3631万6000円
【地域を支える公共交通ネットワークの維持・充実】
▽並行在来線対策費 1億4941万2000円
・新駅整備に向けた本体工事等に係る費用支援
▽ほくほく線鉄道安全輸送設備等整備事業 2374万5000円
・鉄道設備の更新・修繕費用を支援
▽地方鉄道活用地域活性化事業 585万4000円
▽在来線高速化推進事業 201万7000円
・羽越本線および信越本線の高速化実現に向け、沿線自治体等との調査・検討