岐阜県清流の国推進部は、長良川球技場メドウの照明施設などの改修を予定している。スポーツ施設整備として3月補正予算に2億8457万9000円の事業費を要求した。設計委託費も含む内容となる。設計の委託時期や整備スケジュールについては現段階では未定だ。
長良川球技メドウ(岐阜市長良福光青襖2070ノ7)は、メモリアルセンター内にあるサッカー、ラグビーなどができる屋外球技場。岐阜メモリアルセンターのメインの敷地から北へ約200bに立地している。
グラウンドは全面天然芝で敷地面積は約1・2f。スタンドは3560人を収容する。
全体的に老朽化が進んでいる中、今回改修対象となっているのは、トイレと照明設備。トイレは和式なため全面的に洋式化する。8基ある水銀灯のナイター用照明施設は全てLEDの機器に取り換えることを想定している。
要求しているのはそのための設計費と工事費を合わせたもの。整備内容の詳細については設計の中でまとめる。
予算には国の補助金(学校施設環境改善交付金)も想定しており、補助の上限額によって発注規模も変わる場合がある。
本年度内に設計を委託するか、年度を繰り越すかなどは今のところ未定で、予算規模が確定してから具体的なスケジュールを検討する方針だ。
県有スポーツ施設に関しては、老朽化が進んでいることや、競技施設基準の改正、バリアフリー、ユニバーサルデザインへの対応による改修が必要となっている。
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建通新聞社