新潟市は、中央区寄居地区での公民複合施設整備に向けたサウンディング型市場調査の結果をまとめた。6事業者が参加し、併設する施設として最も多く提案されたのが分譲マンションだった。
中央区寄居地区の旧中央消防署跡地と旧大畑少年センター跡地を候補地として、市の公共施設である寄居コミュニティハウス、新潟ひまわりクラブ第1、安吾風の館の3施設と民間施設が併設する公民複合施設を整備する計画。旧中央消防署跡地(中央区東大畑通1番町643−2)は敷地面積1582・11平方メートル、旧大畑少年センター跡地(中央区東大畑通2番町376)は同1780平方メートル。
整備条件は、▽寄居コミュニティハウス▽新潟ひまわりクラブ第1▽安吾風の館(資料館)−の3施設を併設すること。提案では、これらの施設を分譲マンションに併設する案が3事業者から出た。また、これに保育園を加えるもの、子育て世帯向けアパート(地域優良賃貸住宅)を設けるもの、医療系民間施設を誘致する案も挙がった。事業方式で示されたのはDBO、BOT、BTOの3種。市はこれらの提案を基に施設内容や事業方式などについて検討し、方針を定める。