県鳥取県土整備事務所に総額26億1000万円余りの補正予算が国から認められた。約35の整備が対象になっており、準備が整えば段階的に工事や委託業務を発注する。
認められた補正予算は、国道178号岩美道路に15億円。交付金事業は、県道鳥取国府岩美線(十王峠2工区)など3路線の県道改築に1億1450万円。県道金沢伏野線・金沢工区など5路線の歩道設置や交差点改良に9350万円。県道網代港岩美停車場線など7路線の通学路整備に1億円。維持系では、災害防除工事に5917万円、舗装補修に4700万円など4億6560万円が配分された。
河川事業は、蒲生川、浜村川など4河川の改修に2億9600万円、岩見海岸に9000万円など4億0600万円。砂防・急傾斜地崩壊対策工事は、石谷川や田尻地区、越路B地区に1億4600万円。治山事業は、浦富地区など3地区の整備に6600万円が認められた。
同事務所では、規模の大きい蒲生川改修工事など一部の工事はすでに公告。このほかの工事などについても発注に向けた準備を進めている。
日刊建設工業新聞