瀬戸内市は、国府小学校(長船町福里853)の長寿命化改修に伴う実施設計を塩飽設計(笠岡市)に委託した。納期は12月28日まで。早ければ2020年度からT期・U期に分けて順次工事を発注していく。
対象は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1033平方bの東側校舎(1980年築)と、同造2階建て延べ2830平方bの南側校舎(92年築)の2棟。外壁や屋上防水をはじめ廊下、内装、トイレ、塗装、建具、電気・機械設備、外構などの大規模改修を行う。また、多目的トイレを併設したエレベーター棟(鉄骨造3階建て延べ57平方b)を新築するとともに、既存のプール付属室(コンクリートブロック造平屋78平方b)などを解体し、跡地には改修中に使用する仮設校舎を設置する。仮設校舎(リース)の延べ床面積は2020平方b程度を想定している。現段階では、建築費(解体費・仮設校舎の設置費含む)8億5900万円、設備費3億2200万円と試算しているが、学校側からの要望による見直しで金額の変動が予想される。
概略設計はあい設計(岡山市北区)が担当。
「提供:建通新聞社」