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　神奈川県県土整備局のまとめによると、２０１８年度に完成した総合評価方式工事の成績評定平均点は83・７点で、総合評価方式以外（77・７点）を６点上回った。工事系委託業務は総合評価方式の平均点81・７点が総合評価方式以外の76点を５・７点上回っている。
　工事の成績評定結果で80点以上の「他の模範となる優秀な工事」の割合は総合評価方式で85・７％、総合評価方式以外で31・８％となり、総合評価方式が品質確保に寄与しているとみることができる。総合評価方式の最高点は91点（総合評価方式以外89点）、最低点は75点（同62点）。
　工事件数は総合評価方式28件、総合評価方式以外７３５件だった。
　一方、18年度に完了した工事系委託業務で80点以上の「成果品の出来ばえが極めて優秀なもの」となったのは、総合評価方式の81・３％を占める。こちらも総合評価方式以外の17・２％を大きく上回った。総合評価方式の最高点は86点（総合評価方式以外91点）、最低点は77点（同61点）。
　業務件数は総合評価方式16件、総合評価方式以外６１０件だった。

提供：建通新聞社