奈義町は、プロポーザル方式で委託先の選定を進めている町立中学校校舎改築基本設計業務の1次審査通過者を決めた。乾久美子建築設計事務所(新宿区)、SALHAUS(千代田区)、大建設計(岐阜県岐阜市)、丹羽・畝森設計共同企業体の4者で、2月25日までに技術提案書を提出、3月3日に公開ヒアリングを実施して、同月上旬に優先交渉権者を決定する。予算限度額は3300万円、納期は10月まで。実施設計については基本設計の特定者と引き続き随意契約するもようで、納期は2021年8月までの予定。実施設計完了後、速やかに工事を発注し、22年度中の建て替え完了を目指す。
建て替え対象の施設は、1969年築の管理特別教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ868平方b)、67年築の普通教室棟(同造2階建て延べ1258平方b)、85年築の教室棟(同造3階建て延べ489平方b)、68年と87年築の特別教室棟2棟(同造2階建て延べ781平方b、同407平方b)など。
新校舎の建設に当たっては、コスト削減や周辺住民などに配慮した建設計画とするため、現在の校舎を最大限に利用し、仮設校舎は建設せずに敷地内で建て替える。想定総事業費は約18億円
「提供:建通新聞社」