京都市上下水道局は、公共下水道事業計画を変更する。
今回、今後浸水対策・合流式下水道の改善のために整備する主要な管渠の追加・変更及び貯留施設の変更を行うとともに、鳥羽水環境保全センター吉祥院支所の統合に向けた処理施設の切り替えを反映させる。全体計画は令和7年度、事業計画は令和4年度を目標年次とする。
変更概要によると、主要な管渠は、鳥羽処理区で▽鳥羽第3導水渠φ4700×L6100m(追加)、▽西部1号・2号分流幹線φ2000×L670m(変更)及びφ2800×L400m(変更)、▽烏丸丸太町幹線φ2400×L1660m(変更)及びφ800×L1140m(追加)、▽塩小路幹線φ3200×L1720m(変更なし)及びφ1500×L350m(追加)、▽九条幹線φ3100×L1600m(追加)、▽吉祥院圧送管φ200×L440m(追加)及びφ500×L440m(追加)。
伏見処理区で、▽津知橋幹線φ2500×L1150m(変更)、▽津知橋北幹線φ800×L490m(変更)、▽景勝幹線φ1000×L980m(追加)。
処理施設では、鳥羽水環境保全センター吉祥院支所について、M系処理施設の位置付けを変更。伏見水環境保全センターについて、拡張用地の廃止に伴い、敷地面積及び処理能力を変更するとともに、老朽化した最初沈殿池の改築更新に伴い池数を変更。
ポンプ施設では変更なし。
貯留施設では、鳥羽処理区で▽西部1号・2号分流幹線V4500m3、φ2000×L670m(変更)及び▽φ2800×L400m(変更)、▽烏丸丸太町幹線V7500m3、φ2400×L1660m(変更)、伏見処理区で▽津知橋幹線V5700m3、φ2500×L1150m(変更)。