トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(静岡)
2020/02/05

【静岡】静岡県静岡市2月補正案 過去最大規模の一般会計

 静岡市は3日、2月補正予算案を公表した。一般会計には70億3277万円を計上、2月補正予算としては過去10年間で最大規模となる。小中学校通信ネットワーク整備約23・7億円、小中学校校舎エアコン設置事業約22・2億円、道路整備事業約13・7億円など、2020年度予算を前倒しするかたちで工事関連費を盛り込んでいる。
 「教育の充実」では、小中学校の諸整備を実施する。小中学校通信ネットワーク整備事業費は、パソコン購入費を含まず、ネットワーク環境整備費を中心とした。小中学校校舎へのエアコン設置は39校539室の中学校普通教室が主。新たに小中学校の未完備の学校図書館、小学校普通教室の追加分なども含めた。
 また、学校関係ではその他の項目で、小中学校のトイレリフレッシュ事業9・5億円も計上する。
 「社会基盤整備」では、街路整備事業費4・6億円、道路付属施設更新事業1・4億円などの他、国の静清バイパス立体化事業への負担金6億円となっている。
 「5大構想の推進(駿府城エリア整備)」関連予算では、道路改良事業1・4億円、東御門橋架け替え工事費0・9億円、東御門・巽櫓(たつみやぐら)展示改修1・2億円を計上。道路改良予算は、追手町音羽町線の歩行者空間整備に続く、歴史文化施設前までの城内1号線整備を対象とした。
 「交流人口拡大」関連予算では、大浜公園再整備事業に債務負担行為を設定。限度額3200万円(20・21年度)、民間資金活用による社会資本整備(PFI)アドバイザリー業務を発注する。
 特別会計は19・4億円を増額、企業会計は減額予算。



提供:建通新聞社
(2020/2/5)

建通新聞社 静岡支社