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　高知県住宅供給公社は、２０２０年度県営住宅など年間修繕業務の一般競争入札をきょう２月４日に公告する。同公社が管理している県営住宅、県職員住宅、県教職員住宅、公社特定優良賃貸住宅が存するエリアをＡ区分（１工区から15工区）、Ｂ区分（16工区から23工区）に分割し、建築工事、管工事、電気工事の修繕に関して業者を指定し業務を依頼する。指定期間は４月１日から21年３月31日まで。
　資格要件については、19年度高知県建設工事競争入札参加資格を有し、各工区内の市町村に本社または本店を置くこと。Ａ区分の建築一式工事では格付け等級を問わない。Ｂ区分は、建築工事、管工事、電気工事の各部門に分け、管工事と電気工事の格付け等級は問わないが、建築工事はＡ、ＢまたはＣ等級に格付けされていること。また19年度の完成工事高が１００万円以上であることも求める。
　Ｂ工区の各部門では一つの工区しか申請することができない。しかし、資格要件を満たしていれば、それぞれの部門に重複申請することができる。またＡ区分とＢ区分の建築工事に申請する者は、常勤者の中に１人以上、１級建築士、１級建築施工管理技士、２級建築士、２級建築施工管理技士の資格を有する者がいることを要件とする。
　参加資格確認申請書の提出期限は２月13日まで。高知県住宅供給公社総務課まで郵送（２月13日消印有効）または持参で提出すること。入札受付期間は２月25日から３月２日まで、入札書を郵送用封筒に入れて封をし、封筒の表に「入札書在中」と朱書きして、郵送（３月２日消印有効）または直接持参で提出する。開札は３月５日午後２時から、トップワン四国１階の第二ホールで行う。
　18年度の管理予定戸数は、県営住宅４１２３戸、県職員住宅６４０戸、県教職員住宅５１４戸、特優賃住宅34戸の計５３１１戸。なお「南国市」と「いの町・日高村・土佐市」の工区は本年度より分離発注から一括発注に変更となっている。

提供：建通新聞社