芙蓉総合リース(東京都千代田区神田三崎町3ノ3ノ23)は、名古屋市中村区名駅4丁目の日新観光ビルを解体する。計画では1月上旬から解体に着手することとなっているものの、現段階では未着工。施工は鹿島中部支店(名古屋市中区)が担当する。解体の工期は11月下旬を想定。芙蓉総合リースは跡地の活用について「ノーコメント」としている。
日新観光ビルの規模は、地下2階地上9階建て延べ6271平方b。1962年に「全国初の総合レジャービル」としてオープンした。2016年に営業を終了している。
所在地は名古屋市中村区名駅4ノ4ノ25。JR名古屋駅や名鉄名古屋駅も近く、跡地活用が注目されていた。
同社はこれまで、名古屋市中村区の亀島や椿町でホテルを建設。一棟借りの形でアールエヌティーホテルズ(東京都世田谷区)やジェイアール西日本デイリーサービスネット(兵庫県尼崎市)がホテルを運営している。
今回の跡地活用について芙蓉総合リースは回答を控えているものの、名古屋市でのこれまでの開発をみると、ホテル建設が有力といえそうだ。
提供:建通新聞社