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滋賀産業新聞
2020/02/04

【滋賀】大津市 本宮横断歩道橋の長寿命化

 大津市道路・河川課は、本宮2丁目にある「本宮横断歩道橋」について、年度末をメドに橋梁点検業務を完了させる。その結果を踏まえ、対応が必要とあれば20年度以降に補修設計に取り掛かっていく。
 内容によると、本宮横断歩道橋橋梁については点検業務が行われていなかったことから、損傷及び変状を早期発見し、安全・円滑な交通を確保するための橋梁に関わる効率的な維持管理を図るため、道路施設の中でも特に重要な橋梁についての点検を行う。
 同橋梁の概要は、架設年が83年で、橋長110・4b、構造形式が上部工は鋼溶接橋I桁(鋼床版)、下部工は鋼製橋脚RC橋台―となっている。
 また、同市では、市内全域の橋梁1003橋を対象に橋梁長寿命化計画(個別施設計画)策定業務に着手し、年度内をメドに内容を取りまとめ、既策定の大津市橋梁長寿命化修繕計画(重要橋梁170橋)や橋梁台帳、橋梁点検結果を基に、大津市の管理する全橋梁(1003橋)に対し、コストの縮減化、道路ネットワーク安全性の確保、計画的かつ効率的な橋梁の維持管理を目的として、実効性・実現性の高い長寿命化計画(個別施設計画)の策定をする。今後のスケジュールは、対策内容と実施時期は、対策の優先順位及び個別施設の状態等を踏まえ、次回の点検・診断や修繕、更新、更新の機会を捉えた機能転換・用途変更、複合化、集約化、廃止・撤去、耐震化等の必要な対策について、措置内容や実施時期を施設毎に決めていく。

提供:滋賀産業新聞