京都府は24日、総合評価競争入札制度を改正。調査基準価格未満の入札があった場合に簡易型に適用している「評価値算出式」を標準型にも拡大する。同日以降に入札公告する工事から適用。
対象は総合評価競争入札標準型案件で、概ね予定価格5億円以上。
調査基準価格未満の入札の場合、入札価格が調査基準価格から離れるほど評価値が下がる算出式に改正。
さらに調査基準価格未満の入札の場合、ダンピング入札による悪影響が懸念される項目に減点評価を実施する。評価項目については、案件毎に京都府総合評価競争入札委員会で決定するため、減点項目や評価内容・点数についても案件毎に異なる。