県土木交通部道路課高速・幹線道路推進室は29日、先に簡易公募型プロポーザルを実施していた905号地域高規格道路道路網検討業務委託について、担当として八千代エンジニヤリング(滋賀事務所)を特定した。
▼905号地域高規格道路道路網検討業務委託(東近江市、甲賀市、日野町)
概要=名神・新名神および名阪国道(三重県)を南北で繋ぐ「名神名阪連絡道路」に係る概略設計。計画準備、地域の概況整理、既存道路ネットワークの特性分析、道路整備の必要性、機能・役割の整理、整備計画案の検討、関係機関協議資料作成。
期間=8月31日。
支出予定限度額は2300万円(税込み)。
メンバーは、八千代エンジニヤリング、建設技術研究所の2社。
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同連絡道路は、起点の名神高速道路蒲生スマートインターチェンジ(東近江市)から新名神高速道路土山インターチェンジ(甲賀市)を経て、名阪国道・上柘植インターチェンジ(三重県伊賀市)に至る約30で、滋賀県側区間は91年(平成3年)から、旧びわこ空港自動車道として立案されたが、空港計画の見直しに伴い、三重県側の道路計画と00年(平成12年)に統合、翌年に全線調査区間に指定された。また、北陸自動車道、名神高速道路および伊勢自動車道と一体となって、福井県などの日本海側、滋賀県琵琶湖周辺、三重県伊勢地方および和歌山県紀伊半島などの太平洋側を結ぶ南北軸を形成し、名神高速道路、新名神高速道路、名阪国道を連結することにより広域の道路ネットワーク機能を強化するためのものと位置づけられている
提供:滋賀産業新聞