新潟県は27日、「19年度新潟県建設業新分野進出優良事業表彰式」を県庁で開き、不動産事業で優れた大建建設(新潟市東区 高橋秀彰代表取締役)の栄誉をたたえた。
冒頭、中田一男土木部長は日ごろの安全安心な地域社会の担い手としての活躍に感謝を示した上で「建設業が発展していけるよう、収益性や人材確保に向けた取り組みを支援していく」とし、地域経済の活性化・雇用維持に貢献している不動産事業を称賛した。高橋社長は「我々のコンセプトである、ずっと暮らしたい新潟を目指し、少しでも地域に貢献できる活動を続けていきたい」と語ったほか、「相談窓口を増やしたことから、今後は人材の育成にも力を注いでいく」と話した。
本事業は、住まい・暮らしに関わるニーズをワンストップで解決できるサービスを提供するため、新潟市東区を中心に16年に開始した事業。リフォーム事業を基幹事業とし、公共インフラに関わる土木事業、住に関わる不動産・建築事業を合わせて、住まいのトータルカンパニーとしての事業展開を推進している。
今表彰は13年度から始まり、今回を含め16社が受賞している。