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鹿児島建設新聞
2020/01/28

【鹿児島】県と鹿児島市意見交換 サッカースタジアム問題/事務レベルで協議開始

 県と鹿児島市の意見交換会が27日、鹿児島市の県庁であった。サッカー等スタジアムについては事務レベルで意見交換の場を設け、オール鹿児島で実現に向け取り組んでいることを確認した。また、新たな総合体育館の整備は、都市計画法などの課題があるため、森博幸鹿児島市長から「建設地の決定等は情報を迅速に提供してほしい」と要望があった。 
 サッカー等スタジアムは、鹿児島市の整備検討協議会が3カ所の候補地を選定。そのうち、ドルフィンポート敷地と住吉町15番街区の県有地が含まれている。三反園訓県知事は「住吉町15番街区」に関しては「鹿児島市側から協議の申し出があれば検討したい」と方針を示している。今回、事務レベルの意見交換が始めることに合意した。 
 本港区エリアまちづくりと路面電車観光路線の新設は、観光客の移動手段や観光PRの面からも重要な要素であることから、県と市が協議を進めながら、今後も引き続き連携していくことの確認を行った。 
 県が候補地選定を進めている新たな総合体育館の整備は今後、県議会等で審議が進むことを踏まえ、森市長は「都市計画法などの課題がある。建設地決定後は、共通認識を持って取り組みたい」と話した。 
 鹿児島中央駅西口地区のまちづくりに向けた連携で森市長は「個別開発が進んでいるが4者が意見交換を行い、共通認識を持って取り組むことが大事」と話した。

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