福井県建設鉄工協同組合(田崎説男理事長)の令和2年組合新年会は24日盛大に開催され、厳しい環境下にも、一層の改善へ、会員一丸で取り組むことを誓い合った。ユアーズホテルフクイで、約70人が参加した。
田崎理事長がまず年頭挨拶。米中貿易摩擦や東京五輪の特需ひと段落等を指摘し「正念場」と受けとめた。厳しい中「近年は財政状況と、組合員数も徐々に上向きに。一層の組合発展へ協力を」と力強く呼びかけた。
来賓挨拶は顧問の山本文雄県議と、県産業労働部の国久敏弘部長。県建築士事務所協会の木下賀之会長の発声で乾杯。新賛助会員が紹介され、県鉄工業協同組合連合会の岩下春幸会長が中締めした。山田良和副理事長がお礼の言葉を述べた。
業界発展の要に期待感
山本文雄県議
人口対策へ持論の3人っ子政策や、新幹線効果を最大限に生かす魅力づくり等を強調し、建設鉄工の発展にエールを送った。
国久敏弘県部長
杉本知事の今年の抱負「拡」を交え「建設鉄工の皆様が元気にならないと、県全体が元気にならない」と重要性を強調。