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建通新聞社
2020/01/27

【大阪】大阪市 夢洲北高架橋迂回路設計に着手

 大阪市は、夢洲北高架橋整備工事に伴う迂回路(仮橋など)詳細設計を、日建技術コンサルタント(大阪市中央区)に委託した。同設計に関する迂回(うかい)路の整備工事は、2020年度の発注を目指す。
 市では、大阪・関西万博やIRの会場予定地となる夢洲の北東部に、物流と観光の動線を分離するための高架橋を建設する計画。舞洲からのルートで、夢舞大橋を降りた箇所からの分離を想定しており、今回の設計では、一般車両用の迂回路整備に関する仮橋や高架橋周辺道路などの詳細設計を実施する。納期は10月30日。
 現段階のスケジュールによると、高架の道路部については20〜21年度に工事を実施する予定。また橋梁部については21年度までに設計を完了し、22〜24年度の期間で施工する予定だ。高架道路の基本・詳細設計に関する費用は2億8800万円を想定している。
 橋梁部については予備設計段階で、規模などの検討を進めている。予備設計は中央復建コンサルタンツ(大阪市東淀川区)が担当。
 夢洲のアクセス道路整備に関しては他に、▽此花大橋▽夢洲・舞洲幹線道路▽夢舞大橋―の3路線について、車線数拡幅などの改良を実施する計画がある。いずれも20年度までに設計を完了し、21年度からの工事着手を目指す。基本設計は中央復建コンサルタンツが担当。

提供:建通新聞社