岐阜県恵那土木事務所は、濃飛横断自動車道の中津川工区のうち中央自動車道の中津川西インターチェンジ(IC)(仮称)付近に架かる橋梁の詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)と中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)に委託した。履行期間はそれぞれ2021年1月7日までと20年12月8日まで。工事時期は未定、現在用地買収を進めている。27年度の開通を目指す。
濃飛横断自動車道中津川工区は中津川市駒場地内を起点に中津川市茄子川地内の中央自動車道までの2車線と4車線の地域高規格道路で延長は約5`。橋は中津川西ICの手前にある国道19号とその北側にある市道坂本169号線の上に架ける。
中央コンサルタンツが担当するのは、国道19号の上に架ける3車線分の3橋。橋の構造は、鋼4径間連続合成開断面箱桁橋の橋長216bと鋼2径間連続箱桁橋の橋長123bと107bとなる。
オリエンタルコンサルタンツが担当するのは、国道19号の北側の市道の上に架ける4車線分の4橋。橋の構造は、鋼5径間連続鈑桁橋の橋長141bと鋼5径間連続少数主桁橋の橋長141b、PC7径間連続2主版桁橋の橋長196b、PC3径間連続多主版橋の橋長99bとなる。詳細は設計の中で固める。
今回の設計で中津川西ICから千旦林交差点IC(仮称)までの区間の橋梁設計が全て完了する。交差点から北側の区間については現在測量や地質調査を進めている。
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建通新聞社