岡山市は16日、2020年度当初予算要求額を発表した。一般会計は19年度当初予算比4・5%増の3460億2200万円、特別会計は同0・9%増の1850億1400万円、事業会計は同0・8%増の762億8400万円となった。今後、国の予算や地方財政対策などの状況を踏まえ、政策的経費を中心に十分な検討を行い、2月中旬に当初予算案を発表、議会に上程する。
主な要求額は、路面電車の岡山駅前広場整備と交差点改良に必要な用地買収・地下街補償算定・整備工事などに5億6230万円、表町三丁目15番地区(新規)などの市街地再開発事業の促進に18億4896万円、JR岡山駅新幹線改札口東側岡山市ももたろう観光センター整備事業に7449万円、桃太郎線LRT化併用軌道区間の都市計画決定手続きに必要な準備と駅前広場・アクセス道路の設計などに6500万円、路面電車大雲寺前電停から西大寺町電停までの区間の都市計画法の手続きに必要な測量と道路・交差点の予備設計などに3000万円、中環状線・都市計画道路下中野平井線旭川橋梁の橋脚工事など・外環状線・主要地方道岡山玉野線4車線化など・吉備スマートインターチェンジの大型車対応と24時間化に向けた道路整備事業の本格化に39億6760万円、山南義務教育学校(仮称)整備事業に9億2690万円、小中学校エレベーター整備事業(豊小、竜操中各1基整備、西大寺中設計)に1億0532万円、新庁舎整備事業基本設計・実施設計に3億8871万円、公園遊具安全対策事業に1億8370万円、可燃ごみ広域処理施設整備の生活環境影響調査・整備事業者選定業務などに3970万円。
「提供:建通新聞社」