入善町は、第6次総合計画実施計画に庁舎整備推進事業を盛り込み、20年度に基本設計費3000万円を示している。
現在の庁舎は、1971(昭和46)年にRC造4階建て延べ4766平方メートルで建てられ、耐震基準を満たしていない上に老朽化が著しく、建て替えが議論されてきた。町議会12月定例会において笹島春人町長が、新庁舎の建設場所を町中央公園周辺(入膳地内)とする考えを表明し、いよいよ動き出すことになった。
町では昨年8月、有識者や各種団体の代表者で構成する新庁舎基本構想策定委員会(委員長・森俊偉金沢工業大学名誉教授)を設立。庁舎の規模や機能とともに、建設地についても協議を進めていた。今年度中に最終的な方針をまとめ、基本設計に反映させる。