金沢市は21日、打木町地内「第5次安原異業種工業団地実施設計等業務委託」を、2750万円で日本海コンサルタントに落札決定した。17日の開札分。
業務内容は造成事業地17・1ヘクタール、交通量調査、実施設計(1工区)、同(1、2工区共通)、換地設計準備(同)、換地設計(同)、仮換地指定(1工区)。委託期間は3月31日まで。
市内工業団地の空き区画が少なくなったため、新たな工業用地として既存の工業団地を拡張整備する。
市は企業の進出需要に早期に対応するため、団地南側のA地区1工区約5万3400平方メートルおよび北側のB地区約8700平方メートルの分譲予約を始め、このほど受付を締め切った。対象は市内で継続して操業する製造業および運輸業、卸売業。今後選考を行い、2月に分譲予定先を決定する。
実施設計完了後、順次、造成工事に取り掛かる。分譲開始時期はA地区が21年8月以降、B地区が同年3月以降を予定している。