津市は、モーターボート競走場競技棟などの建て替えを計画しており、順調にいけば2020年度に工事を発注する。
整備棟、ボート昇降装置、ピットなどの競技棟関連施設や、協議本部・選手管理棟・副審判室などの選手管理棟関連施設は、50年程度経過し、老朽化が進んでいることから建て替えることとなった。
設計を委託した際の建設条件を見ると、予定工事費が33億7600万円、建設工期が36カ月としているが、現在、具体的な工期などの詳細を詰めている最中だ。
新施設の計画規模は、委託した当初から大きな変更はない。委託した際の規模は競技棟が鉄骨造2階建て延べ3830平方b。内訳は、エンジン庫、検査員室、洗浄室、艇庫、選手控室など。選手管理棟が鉄骨造平屋1730平方b。会議室、食堂、前検検査室、ボイラー室、浴室など。副審棟が鉄骨造2階建て延べ120平方b。危険物庫棟が鉄筋コンクリート造平屋30平方b。既設棟の解体は、屋外整備装着場、モーター整備棟、汚水処理場など。所在地は藤方637。
設計は安井建築設計事務所名古屋事務所(名古屋市東区)が担当している。
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建通新聞社