小千谷市は17日、BTO方式で整備・運営を行う「旧小千谷総合病院跡地整備事業」について、設計、建設・工事監理、開業準備業務等に23億6363万6363円(税抜き)、維持管理、運営業務等に17億7272万3550円(同)で提案したフージャースホールディングス(東京都千代田区)を代表とするグループが優先交渉権者に決定したと発表した。
フージャースホールディングス以外の構成員は植木組、シダックス大新東ヒューマンサービス、新潟ビルサービスの3社。協力企業はアイ・イー・エー、石本建築事務所、フージャースリビングサービス、フージャースウェルネス&スポーツ、遠藤書店の5社。
計画では、本町1丁目地内の旧小千谷総合病院(延べ1万9800平方メートル)を解体した跡地に、図書館を中心に郷土資料館、多目的室、屋内・屋外広場、カフェなどの機能を盛り込んだ施設を建設するもの。規模はS一部RC造2階建て延べ約4850平方メートル。
3月の事業契約締結後、事業者は特別目的会社(SPC)を設立し建設と運営を行う。設計・建設期間は3月から22年12月末で、開業準備期間を経て23年4月の供用開始を予定。運営期間は38年3月末まで(15年間)。