舗装工事・土木一式のアスフリーク(敦賀市和久野2号24―1 榊間俊午代表取締役)は15日、コマツサービスエースから最新鋭のモーターグレーダー「GD405―7」を納入した。3・1メートル級の軽快な稼働性が魅力で、発売前からの問い合わせにより県内1号機になるという。
納入したモーターグレーダーは全長7720ミリ、全幅2140ミリ、全高3195ミリのコンパクトサイズ。国内で11年に渡り待ち望まれていた3・1メートル級グレーダーで、パワーチルトやクラッチ式サークル回転機のオプションを付け加えた最新モデル。最小旋回半径を6・3メートルに抑え、誰にでも従来以上の施工精度を可能にする。榊間社長は3年ほど前から目を付け今回、他社に先駆け導入にこぎつけた。旧モデルに比べ抜群の前方視界で安全・快適な着座作業を実現。アイポイントを高くし、着座位置からでも従来の立ち姿勢のように、ブレードを上から見下ろす状態にできる限り近づけるなど、オペレータの疲労を大幅に軽減する。
榊間社長は「施工精度の世界一を目指し、ベテランオペレータの操縦により今月から本格稼働できたら」と強力な「助っ人」に大きな期待を寄せる。少数精鋭のスタッフによる真心込めた出来栄えが下請け業者らの評判を呼び、公共工事に加えて集合住宅の駐車場舗装など民間工事も数多く請け負うようになった。創業25周年の節目を迎え「現状に満足せず、今後も仕事や面白そうなことは積極的にチャレンジしたい」と抱負を述べる。