金沢大学は、金沢市宝町の附属病院における第2立体駐車場施設整備等事業を、PPP事業(公民連携による公共サービス提供スキーム)として実施する方針を固め、これまでにアドバイザリー業務を1600万円で日本総合研究所へ委託した。履行期間は5月29日までとなっており、今後、入札公告を経て20年8月の着工、21年2月の完成を目指す。
金沢市宝町の同大学附属病院では、2016(平成28)年に再開発整備が完了しているが、外来患者の多い日には前面の小立野通りに駐車場待ちの自動車が列をなしている状況にある。立体駐車場はこれらの渋滞解消を図るのが狙い。
第2駐車場の規模(PPP導入可能性調査時点における)は、2層3段自走式、収容台数162台、延べ床面積2830平方メートル。維持管理・運営の内容は、駐車場利用料金徴収業務(教職員、学生、患者等)、附属病院駐車場交通誘導、構内駐車場点検、修理(管理用ゲート等附帯工作物)、その他構内の維持管理となっている。