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建通新聞社(静岡)
2020/01/17

【静岡】静岡県静岡市 清水清掃工場跡地 土壌調査を優先

 静岡市は、清水清掃工場跡地に予定しているストックヤード整備と広場整備について、計画自体は継続しているものの、着手時期を未定としている。建設地の土壌汚染が疑われることから、2020年度第1四半期にも土壌汚染調査を発注、調査結果を踏まえた対応を検討する。
 調査後、問題がなければすぐにも工事に入るが、状況によってはさらに調査や土壌改良、施設計画の見直しなどの必要まで、さまざまな可能性がある。
 解体は2月末にも完了する見込みだが、アスファルトなどの構内の舗装などは、汚染物質を拡散させることがないよう撤去せずに残す方向。
 閉鎖した清水工場跡地・約7900平方bの敷地に、ごみ受付センター施設としてストックヤードを建設する。受付施設は、入り口、外構、管理棟、一時保管所の屋根を整備。巴川流域の調整池ともなることから、周囲に堰体を巡らす計画。
 順調なら20年度には、敷地内道路以西の約5900平方bを駐車場、多目的広場として整備する。駐車場は、清水北部交流センターとの共同利用となる。ベンチ、東屋の他、照明、排水設備などを整え、植栽と芝貼りを施す。
 3階建ての投入室上屋、プラットホーム上屋、ごみピット、管理棟、計量機室上屋、廃水処理設備、煙突、1〜3号炉は解体対象だが、収集センターは残して活用する。所在地は清水区八坂町2111。敷地の全体面積は1万2150平方b。
 解体・跡地利用基本計画等策定は建設技術研究所(東京都中央区)が担当した。



提供:建通新聞社
(2020/1/17)

建通新聞社 静岡支社