愛知県厚生事業団(名古屋市東区出来町2ノ8ノ21)は、愛厚ホーム佐屋苑の改築に向け基本設計プロポーザルを実施し、垣見設計事務所(一宮市)を選定した。基本設計の履行期間は12月31日まで。
業務内容は基本設計方針の策定、概算工事費の検討、既設の解体設計。測量・地質調査、実施設計、工事監理も随意契約で別途同社に委託する予定。実施設計を2021年3月31日までにまとめ、4月以降に施工業者を選定する。供用開始は22年8月を目指している。
既設の佐屋苑は、鉄筋コンクリート造平屋3003平方bで、利用定員は100人。改築後の佐屋苑は、浸水被害を見据えて2階建てを想定している。構造は設計の中で決める。現在居室は相部屋が25室あるが、個室も設けたい考え。その他、既存の事務室、会議室、厨房・食堂、訓練室、浴室、洗濯室などに加え、新たに地域交流スペースを設置する。
建設地は愛西市大井町浦田面268ノ6で既設の南側。
提供:建通新聞社