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　志布志市は、ＰＦＩで行う地域優良賃貸住宅整備の公募型プロポーザルの募集要項を公告した。事業者が設計・建設を行って市に所有権を移したあと、維持管理・運営までを実施するＢＴＯ方式を採用。主な資格要件は、設計・工事監理・維持管理・運営等の各企業で構成するグループであること−など。参加表明は２月25日〜３月６日の期間に受け付ける。　
　事業は、ＰＦＩ活用による質の高いサービス導入が目的。子育て世代を中心とした中堅者向け住宅の建築にはＢＴＯ方式を採用し、事業期間は２０５１年３月まで。　
　構成企業のうち、設計は１級建築士事務所の登録、建設は建築の特定建設業の許可を受けている必要があり、それぞれ04年以降のＲＣ造共同住宅での実績も求める。事業者は、単独または複数（少なくとも１社は要件を満たしていることが条件）のいずれかでもよいものとする。　
　表明後は３月16日〜同27日まで提案書を受け付ける。プレゼンテーション時期は現段階で非公表としているが、６月にも契約を結ぶ方針。締結後は21年３月の施設引き渡し、同４月の入居開始を目指す。　
　建設予定地は志布志町安楽１９０−39。敷地面積は２９５０�u（未確定）。計画では24戸程度を整備し、間取りは３ＬＤＫ（住戸専用面積約75�u）を予定している。想定する家賃はおおむね５万５０００円、駐車場・共益費は各３０００円程度と算出している。