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北陸工業新聞社
2020/01/16

【富山】上半期総計で9%減、530億円/県建設業協会の会員受注動向/第2四半期分は2%増 

 富山県建設業協会がまとめた、19年度上半期(令和元年4月〜9月)における土木・建築の元請受注高累計(総計)は、前年同期と比べ50億円(9%)減の530億円となった。
 同協会が100社を対象に実施した受注調査を基にまとめたもの。
 それによると、公共・民間別では公共が321億円で、19億円(6%)の増、民間は208億円で69億円(25%)の減となっている。
 また、地区別においては、東部が285億円(11%減)、西部が226億円(1%増)となり、県内の合計が512億円(6%減)。県外は18億円(50%減)。
 一方、第2四半期(令和元年7〜9月)分の受注動向を見ると、土木・建築の元請受注高総計は282億円で、前年同期と比べて5億円(2%)増加した。
 公共・民間別では、公共が166億円で2億円(1%)の減、民間が115億円で7億円(6%)の増となった。
 地区別の受注状況は、東部地区が公共で9%増となったものの、民間は29%の減となり、地区合計では12億円(7%)の減少。西部地区では公共・民間ともに増加しており、特に民間は132%増と伸びた。地区合計では、39億円(45%)の増となっている。
 この結果、県内合計額は27億円(11%)増の275億円と前年同期を上回る結果となった。
 土木・建築別の元請受注高総計は、土木が159億円で、前年同期と比べて17億円(1%減)となっており、このうち、公共は144億円で微増、民間は15億円で4億円(19%)の減。
 建築は123億円で、昨年同期比7億円(6%)の増。内訳は、公共が23億円で4億円(15%)の減、民間が100億円で11億円(12%)の増で推移した。

hokuriku