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建通新聞社(中部)
2020/01/10

【岐阜】最大で1.1万u 美濃加茂市の新庁舎

 美濃加茂市の新庁舎の規模が、最大1・1万平方bを想定していることが分かった。新庁舎の整備基本計画を検討してきた「未来のまちづくり委員会」(海道清信会長)が市長に答申した内容の中で明らかになった。
 これを基に市民意見の内容を反映させ2020年度中に策定する。事業スケジュールや建設手法はその後決定する予定だ。
 最終答申によると、新庁舎は分散型低層構造とする。新規整備するのは庁舎機能を持つ部分が約7200平方b、駐車場部分が約900平方b、商業的機能やコンベンション機能(多目的ルーム)部分が約2000〜3000平方b、全て合計すると約1万〜1万1000平方bとなることが示された。建設地は美濃太田駅南側の市有地で、現在は道路や駐車場、商業ビル(シティホテル美濃加茂)が建っている。
 計画地は木曽川が氾濫した場合浸水する可能性があるため、重要機能を高い階層に配置する。またビルエネルギー管理システムを導入し、省エネ能力を高める。
 新庁舎整備の事業手法は、PFI手法の導入を想定している。庁舎機能とコンベンション機能部分についてはBTO方式で行い、商業的機能部分はPFIによる貸し付けを行う独立採算型を検討している。
 現庁舎の本館と西館は解体する。跡地の活用方法は未定。本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3494平方b。西館が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1671平方b。所在地は太田町3431ノ1。

提供:建通新聞社