社会医療法人畿内会(伊賀市上野桑町1734)は、岡波総合病院(〃)の移転を計画しており、施工業者に大林組名古屋支店(名古屋市東区)を内定した。今後、諸手続きを経て3〜4月ごろに契約した後、造成や建築に着手する。
新病院の計画規模は、鉄骨造9階建て延べ約2万8000平方b。病床数は435床(病院335床、老健100床)。
移転先は、伊賀市の旧成和中学校跡地(伊賀市上之庄)で、敷地面積は3万5445平方b。現在、2月中の完了を目指して既設校舎棟や体育館などの建物を解体している。
同病院は、1922年に現在地で創業し、上野総合市民病院、名張市立病院とともに伊賀地域の二次救急医療を行っている。新病院は22年の完成を予定している。移転後の旧病院跡地利用は未定。
設計は内藤建築事務所(京都市左京区)が担当。
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建通新聞社