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　伊東市は、旧マンダリンホテル跡地で計画している新図書館の建設に係る「伊東市図書館基本構想」を策定する。構想策定業務の事業者を公募型プロポーザルで１月15日まで募集している。
　プロポーザルは１月21日〜26日まで書類選考を行い、同月27日に結果を通知する。その後、２月上旬にヒアリング審査を実施し、同月中旬に審査結果を通知する。履行期間は契約締結日から２０２１年11月30日まで。委託の上限価格は７１５万円（税込み）。
　資格要件は市競争入札参加資格、公立図書館などの基本構想の策定業務等類似業務を行った実績を有することなど。　
　基本構想は、新図書館の建設に当たり、市立伊東図書館と市生涯学習センター中央会館の課題や最新の図書館事例などを踏まえながら、市立図書館として、今後必要な蔵書規模やサービス内容を検討し、かつ利用者の利便性の確保と効率的な運営を実現するために策定する。
　現在の市立伊東図書館は、伊東市生涯学習センター中央会館の館内にある複合施設で、１９８０年に開館し築40年を迎え、施設の老朽化が進む。また、利用者が閲覧できる開架スペースが十分でないほか、休日などの中・高生の学習スペースや駐車場の不足など、敷地・建物条件により解消されない課題もあり、バリアフリーへの対応なども含めたハード面の問題も含め、ニーズに沿ったサービスへの対応を検討していく必要があるとしている。　
　新図書館は高度な図書館サービスをはじめ、ＩＣＴなどを活用した利便性の高い新たなサービスや情報発信機能を備えた施設とする。建設予定地は旧マンダリンホテルの跡地で敷地面積は４０２９平方�b。所在地は桜木町二丁目６７２ノ４他。
　問い合わせ先は市教育委員会事務局教育部生涯学習課　電話０５５７（３２）１９６１。



提供：建通新聞社
（2020/1/10）

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