神奈川県県土整備局は、技術者配置に関する余裕期間制度を試行する。2月4日までに公告するゼロ県債工事が対象で、受注者が工事始期を選択する「任意着手方式」となる。工事着手期限日は4月1日。
円滑な施工体制の確保が目的。余裕期間内は主任技術者、監理技術者、現場代理人の配置を求めない。労働者の確保や現場に搬入しない資材の準備、関係者との協議などは行うことができるが、現場への資材搬入、仮設物設置といった工事着手と判断される準備は禁止とする。
なお、何らかの理由によって4月1日以降の契約締結となった場合は、余裕期間を適用しない。
提供:建通新聞社