高松市は、老朽化が著しい小・中学校の屋内・屋外トイレの洋式化、多目的トイレの設置などを進めており、12月補正予算に下笠居小など小学校7校トイレ整備事業費10億6726万円と、一宮中など中学校3校トイレ整備事業費5億2582万円を合わせた総額15億9309万円を計上している。2020年度に順次工事を発注する。
工事は、和便器を撤去し開口部を閉塞(へいそく)、小便器(節水型自動洗浄小便器)と大便器(節水型洋式便器)に取り換える。この他、改修に伴う給排水管の更新、床、内壁、天井の下地、仕上げ材の撤去、設備機器などの撤去およびそれに伴う造作材などの撤去−などを行う予定。
対象校は次の通り。
【小学校】
▽仏生山小(仏生山町甲2461)―実施設計は、建築を佐々木環境工房(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽鬼無小(鬼無町佐藤607ノ1)―実施設計は、建築を野村正人建築研究所(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽木太北部小(木太町2613)―実施設計は、建築を小山建築設計事務所(高松市)、設備を桜設備設計(高松市)が担当
▽鶴尾小(松並町636ノ1)―実施設計は、建築を佐々木環境工房(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽檀紙小(御厩町816)―実施設計は、建築を佐々木環境工房(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽古高松南小(新田町甲2605)―実施設計は、建築を小山建築設計事務所(高松市)、設備を桜設備設計(高松市)が担当
▽下笠居小(生島町345)―実施設計は、建築を市教育局総務課学校施設整備室で行っており、設備については今後検討
【中学校】
▽一宮中(一宮町1185ノ1)―実施設計は、建築を佐々木環境工房(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽勝賀中(香西南町565)―実施設計は、建築を野村正人建築研究所(高松市)、設備を土居設備設計(高松市)が担当
▽下笠居中(生島町372ノ1)―実施設計は、建築を市教育局総務課学校施設整備室で行っており、設備については今後検討
提供:建通新聞社