三豊市は12月22日、(仮称)三豊市立新病院建設工事請負業務委託者選定に係る公募型プロポーザルでプレゼンテーション・ヒアリングを行い、優先交渉権者に大成建設四国支店(高松市)を特定した。次点は戸田建設四国支店(高松市)だった。
当日は参加資格を満たした6事業者が参加し、選定結果を同日付で山下昭史市長に答申している。大成建設四国支店は26日の基本協定締結を経て、2020年1月から着手する実施設計の作業に参画する。
工事請負業務委託者の選定にECI方式を採用しており、豊富な経験に基づいた病院建築の実績を設計に反映し、建設費の適正なコスト管理と建物の高い品質の確保を実現、利用者の視点に立った良質な医療施設の整備を目指す。
計画では、実施設計を2020年5月末に完了させ、同年7月の工事請負契約を経て8月に工事着手、21年10月の完成、22年1月の開院を予定している。
同事業は、現在の永康病院から東約1・6`に位置する詫間町詫間6784ノ206他の市有地に、総事業費約40億円を投入して鉄筋コンクリート造5階建て塔屋1階の新病院を建設する。延べ床面積は、付属棟の追加などにより9878平方bに増加している。病床数は122床。現在の永康病院の老朽化に対応する。
基本・実施設計および工事設計監理業務は、石本建築事務所(大阪市中央区)が担当。
提供:建通新聞社