新潟県土木部監理課は、18年度の土木部発注工事に係る業者別年間契約高(上位50社)および大規模工事(同50件)のランキングをまとめた。
契約高をみると、植木組(前年度5位)が16億2998万2000円でトップとなり、2位は前年度と同じく、興和(15億9762万7000円)だった。2年連続でトップだった福田組(14億9382万2000円)が3位に入り、小柳建設(前年度6位、12億9575万3000円)、大石組(同15位、11億7413万4000円)、近藤組(佐渡市、同3位、11億5978万5000円)、本間組(同16位、11億3228万3000円)などと続く。また、県外企業をみると、川崎重工業(7億6248万円)と鹿島(6億7554万円)、東芝インフラシステムズ(4億2216万6000円)、中部川崎(3億8375万9000円)の4社が前年度のランク外から12位、16位、36位、40位となった。06年度の11社が最多で、それ以降は一ケタ台が続き、12年度が1社、13年度が5社、14年度は3社、15年度は1社、16年度が5社、17年度は2社だった。
一方、大規模工事案件は1位が「主要地方道新発田津川線白川道路(仮称)白川大橋下部工(P1橋脚)工事」の15億120万円(鹿島・福田組・巴山組JV)、次いで、「主要地方道新発田津川線白川道路(仮称)白川大橋下部工(P2橋脚)工事」の9億1890万円(本間組・西興産JV)、「旧新潟地域振興局庁舎他解体工事」(本間組・皆川組JV)の8億1853万2000円などとなっている。県外企業が受注した案件は1位の鹿島JVのほか、「主要地方道佐渡一周線岩谷口橋上部工工事」(ピーエス三菱・近藤組JV、4億1472万円)、「新潟処理場汚泥乾燥施設乾燥ファン等更新機械設備工事」(川崎重工業、3億5640万円)などが入った。