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北陸工業新聞社
2019/12/27

【福井】非破壊検査の最新技術学ぶ/福井県コンクリート診断士会・主催/第110回研修会開く/県建設技術公社と大阪・構造物交流会が共催 

 福井県コンクリート診断士会(山川博樹会長)が主催する110回目の研修会は25日、福井市宝永3丁目の県国際交流会館で開催され、会員はじめ行政や、県外からの積極的な参加者も含めた約180人が会場を埋め、熱心に聴講した。
 今研修は、大阪・構造物非破壊診断交流会(ONDA)の50回目の記念開催に位置付け。全国的にも先進的な福井において是非、との要望で実現。ONDAは、大阪大学大学院の鎌田敏郎教授のもとコンクリート構造物の非破壊検査を考える会として06年12月に発足。コンサルや検査会社、大学者等の熱意と夢を持つ有志が集い、最新情報を発信している。
 冒頭、山川会長が挨拶。ONDAメンバーを講師陣に招き、日進月歩のコンクリート構造物の非破壊検査技術や、あまり広く知られていないコンクリートの劣化に関する最新技術の紹介に期待した。

大阪大学大学院 鎌田敏郎教授大阪・構造物非破壊診断交流会(ONDA)紹介と、同会研修会がちょうど50回目の節目を迎える記念開催を強調した

非破壊検査株式会社 森雅司執行取締役 こんなことが分かるよ、出来るよをテーマに 非破壊検査の必要性や基礎、最近の事情から、今後までを紹介

神戸市立工業高等専門学校 清水俊彦准教授 かゆいところに手が届くロボット最前線 UVGで壁のぼりをし、無線型ドローンで打音検査などに挑戦

一般財団法人日本建築総合試験所 吉田夏樹室長代理 エトリンガイト遅延生成(DEF)のコンクリート劣化 DEFとASRを見分ける重要性を指摘

一般財団法人日本建築総合試験所 永山勝常務理事 建築における中性化・鉄筋腐食 寿命の定義って?ほとんどの場合、所有者の経済的理由に左右される

株式会社国際建設技術研究所 葛目和宏代表取締役社長 PCは永久不滅?グラウト充填度検査 インパクトエコー法や電磁パルス法計測原理や特長等紹介

富山県立大学 内田慎哉准教授長寿命化計画に役立つ非破壊検査 壁面走行ロボット概要など衝撃弾性波法を上手く使えば、様々に可能性が広がると強調

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