台風19号の影響を受けて被災した鳥取港(鳥取市港町)の災害査定がこのほど実施され、航路の浚渫など2件の復旧費2億2000万円が決定した。主要船舶が出入りする千代川河口にある千代航路は、沖合から吹き寄せられた土砂が堆積。査定では土砂4万7500立方bの浚渫に復旧費2億1400万円が認められた。また、陥没した野積み場北護岸は復旧延長57b。防砂目地板やアスファルト舗装工、現場打ちU型側溝に790万円が決まった。両件は「港湾工事」が発注対象。同部は「すみやかに発注していきたい」(空港港湾課)と話しており、浚渫工を本庁、北護岸は鳥取港湾事務所が入札手続きに入る。
日刊建設工業新聞