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建通新聞社(東京)
2019/12/23

【東京】三鷹市 庁舎整備事業手法検討調査でプロポ

 三鷹市は、市庁舎・議場棟等整備事業手法検討調査業務の委託先を決めるため、公募型プロポーザルの手続きを開始した。老朽化が進む市庁舎、議場棟、公会堂の建て替えに向けて、民間事業者が持つノウハウや資金を導入するとともに、余剰地の有効活用をはじめとする市有財産の活用により、実質的に市の財政負担をゼロ、または最小限に抑えることが可能な事業手法を検討する。
 参加表明書の提出期間は2020年1月15日まで。書類選考による1次審査、プレゼンテーションなどによる2次審査を実施し、2月中旬に優先交渉者を選定する。2月下旬に契約を結ぶ予定。見積上限額は1496万円(税込み)。
 PFI方式や余剰地の有効活用など、民間活力を導入した事業手法を比較検討し、財政負担の抑制が可能な複数案を作成する。抑制が難しい場合は、想定延床面積の調整、用途地域・容積率・建ぺい率といった規制の緩和措置の検討、周辺市有地との一体的な整備の検討を行う。納期は20年10月31日。
 基本的条件として示された新施設の想定延床面積は、市庁舎・議場棟が約2万4000平方b、公会堂が約2600平方b。同業務では、公共施設の建て替えに関して民間活力を活用した事業手法、財政負担の軽減を図った事業手法の事例収集なども行う。
 既存施設の規模は、本庁舎が鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上5階建て延べ8495平方b(1965年建設)、第二庁舎が鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ2701平方b(90年建設)、第三庁舎が鉄骨造平屋488平方b(63年建設)、議場棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1395平方b(65年建設)、公会堂が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ2530平方b(65年建設)。所在地は野崎1ノ1ノ1。敷地面積は2万6466平方b。

提供:建通新聞社