堺市は、三原台156号線の人道橋「くぬぎ橋」の架け替えを計画しており、2020年度にも下部工への着手が見込まれる。19年度事業で詳細設計を進めるとともに、予算化に向け調整を図る。
計画によると、新橋の上部工として鋼単純合成H桁橋の橋長33・6b(幅員6b)、下部工として逆T式橋台工と張り出し式橋脚工各1基を予定。基礎工とともに橋梁設計として進める他、階段や昇降機、既設橋撤去についても詳細設計をまとめる。
新橋は既設橋南側に架設する予定で、架設後に既設橋を撤去する。市では20年度に下部工、21年度に上部工を実施する計画で予算化を進める方針。詳細設計は第一設計監理(滋賀県湖南市)に委託、20年3月31日を履行期限に詳細を詰める。
同計画は現人道橋の老朽化対策とともに、利用者の増加などに対応するため橋梁規模を拡張する。機能向上、利便性の向上を図る。
提供:建通新聞社