木沢記念病院などを運営する社会医療法人厚生会(美濃加茂市古井町下古井590、山田實紘理事長)は12月15日、同病院を移転して新たに建設する「中部国際医療センター」の起工式を現地で行った。古田肇岐阜県知事、伊藤誠一美濃加茂市長や病院、工事関係者ら約150人が出席した。建物の完成は2021年9月。開院は22年1月を予定している。
施工はフジタ名古屋支店(名古屋市中区)とTSUCHIYA(大垣市)のJV。設計は久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)が担当した。
新病院は美濃加茂市の「美濃加茂メディカルシティ構想」の核となるヘリポートを備えた病床数502床(HCU・ICU含む)の総合医療センター。付属施設として市保健センター、健康増進施設などを整備する。
主要施設は、入院棟が鉄骨造(基礎免震)10階建て、外来棟が鉄骨造(耐震)3階建て、放射線治療棟が鉄筋コンクリート造(耐震)3階建て。総延べ床面積は約5万2000平方b。
建設地は美濃加茂市蜂屋町上蜂屋字石塚3481ノ1他の敷地面積12万3685平方b。
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建通新聞社