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建通新聞社(中部)
2019/12/20

【岐阜】9月着工 中池公園の市民球場大規模改修 関市 

 関市は、中池公園内にある市民球場の大規模改修を2020年9月にも着工することを明らかにした。工種ごとの個別ではなく、一括発注となる見込み。形式は一般競争で工期は20年9月〜21年秋となる予定。具体的な公告時期については今後検討する。
 施設全体の老朽化が進んでいるため大規模改修を行う。既設の規模は両翼91b、中堅120b。総面積は約1万2800平方b。内野は土で外野は天然芝となっている。スタンドの観覧席は約4000席。この他、倉庫や照明、電光式スコアボードなどの設備がある。
 改修では、両翼を91bから98bへ、中堅を120bから122bへと拡張する他、バックスタンドと内部スタンドの一体化、医務室やホーム室の設置、多機能トイレの設置などを行う予定となっている。また需要などの観点からナイター設備の導入は見送る。具体的な工法や内容などについては、現在進めている実施設計の中で決める。
 基本設計・実施設計ともに大建設計関事務所(関市)が担当しており、基本設計は完了している。実施設計は20年3月27日までにまとめる。
 市民球場は1977年に完成した。中池公園全体の面積は36・1f。所在地は塔ノ洞3885ノ1。

提供:建通新聞社