名古屋市住宅都市局は、名古屋駅東西駅前広場の再整備で、2018〜19年度に行ったシンポジウムや有識者会議で市民・有識者から得た意見を踏まえて、広場のイメージ図を20年春ごろに公表する考えだ。その後、広場の顔づくりのコンセプトなどを検討、東西駅前広場の整備に反映させる方針。
19年1月に「名古屋駅前広場の再整備プラン(中間とりまとめ)を策定・公表した後、トークイベント(5月27日)の他、名古屋の顔づくり<Aイデア募集・アンケートの実施・発表会の開催(アンケートは5月13日〜6月28日、アイデア発表会は7月28日)、こどもワークショップ(6月23日、7月7日)、名古屋駅周辺エリアにおけるトータルデザイン会議(11月6日)を実施してきた。
市民や有識者から提示された主な意見は▽歴史・文化・地域の特性など、まちのアイデンティティーを生かす▽地域の祭り、過去〜最新のものづくり文化の発信▽出会い・交流ができ、アクティビティーや憩いの場となる空間づくり▽最先端技術を活用し、感動を提供する楽しい空間とする▽写真の撮影スポットをつくる▽日常の機能に、仮設で1年を通じた変化や非日常を演出―が提示されたとしている。
提供:建通新聞社