建設新聞社
2019/12/17
【東北・山形】建築は16.5億余で大井・大場JV/酒田地区広域行政組合の新消防本部・本署庁舎建設
山形県酒田地区広域行政組合(管理者・丸山至酒田市長)は酒田市の代行により12日、新消防本部・本署庁舎建設工事を建築、機械設備、電気設備に分け入札した。この結果、建築は16億5800万円で大井建設・大場建設JV(評価値=0・071)、機械設備は3億2260万円で環清工業・東北電機鉄工JV(同0・358)、電気設備は2億7900万円で三栄電機工業・和光電気工事JV(0・422)がそれぞれ落札した。いずれも1落。同組合の議決後に、契約を締結する方針だ。
予定価格は建築工事が16億6464万3000円、機械設備が3億2314万2000円、電気設備が2億8632万4000円だった。
建築の入札参加者は、大井建設・大場建設JV、丸高・斉藤工業所JVの2JV。林建設工業・酒井鈴木工業JV、みなと・菅原工務所・三要JVは辞退した。
機械設備は落札者のみ応札。
電気設備は、三栄電機工業・和光電気工事JV、東北電機鉄工・チトセ電気工業JV、ミナモト電気・荘内電気設備JVが参加した。
工事内容は、市街地中心部にある消防庁舎が老朽化していることから、交通の要衝である酒田市大町上割4ほか地内に用地約4万4000平方bに、新消防本部・本署としてS一部SRC造2階建て、延べ4067平方bの庁舎を建設する。合わせて、主訓練棟(S造4階建て、延べ148平方b)と副訓練棟(RC造3階建て、延べ286平方b)を整備する。工期は2021年7月30日まで。
このほか、第2期計画として総合防災センターも建設する予定だ。実施設計は佐藤総合計画・進藤建築設計事務所JVが担当した。
提供:建設新聞社