あいの風とやま鉄道(富山市明輪町、日吉敏幸社長)が富山―東富山駅間で計画の新駅整備は、大鉄工業に決定し、近く着工の運びとなる。
新駅は、両駅中間に位置する富山市下冨居2丁目の富山機関区貨物検修庫南側に設置する。計画地の北東側、西側には住宅地が立地する。地上駅舎は相対式ホーム2面2線で、ホーム長85メートル。東西両面に無人駅、券売機、IC機器を設け、自由通路となる跨線橋やエレベーター3基も設置する。21年10月ごろの開業を予定している。全体事業費は約13億円。
詳細設計は、ジェイアール西日本コンサルタンツが担当。
富山県が県道富山大沢野線と結ぶ富山新駅停車場線を新設するほか、国道8号からのアクセス道整備として測量設計を進める。新駅東側の県有地(10万4271平方メートル)では、民間開発へ公募型プロポーザルを行う。