高知県観光振興部は、2020年7月のオープンを目指し建設を進めている新足摺海洋館に関連し、20年度当初予算に現施設の解体工事費と駐車場整備などの外構2期工事費を要望する。新館オープン後の7月以降に解体工事、年内に外構2期工事を発注する予定。
解体する現施設の規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ2425平方b。新館の東隣に位置している。20年2月末に営業を終えた後、展示魚類の新館への引っ越しを順次進め、完了後に解体に着手する。工事期間は半年程度の見込み。
外構2期工事では、解体した跡地4120平方bをアスファルト舗装し、普通車144台、大型バス5台が収容可能な駐車場を整備する他、イベントなどに活用する芝生も整備する。
現在、五洋建設・サイバラ建設特定建設共同企業体(JV)で施工中の新館は、20年2月28日工期で建築を進めた後、外構工事を行い7月中の開館を目指している。
場所は土佐清水市三崎。
提供:建通新聞社