東京都住宅政策本部東部住宅建設事務所は、高砂四丁目団地の建て替えに伴う都市計画変更のための基礎調査業務を慎設計事務所(墨田区)に委託した。今後の都営住宅の建て替え計画の具体化に先立ち、地区計画の変更を見据えながら、道路や緑地などの配置や規模などを検討する。
高砂四丁目団地は、1963〜69年に段階的に建設した都営高砂アパート(葛飾区高砂4ノ1他、全体敷地面積約12万平方b)を建て替えて整備している。54棟1263戸あった住宅を段階的に解体除却し、約1100戸の住宅に再編する。これまでに約1000戸の住宅を建設しており、今後、残る約100戸の住宅を整備する計画。
これに向け、地区計画の変更を視野に入れた、建て替え計画の検討を進めていく考えで、この検討に当たって必要となる道路や開放空地、壁面後退距離、緑地などの条件を整理し、年度内に基礎資料を作成する。
提供:建通新聞社