高梁市は、玉川地域市民センターの移転整備を計画している。2019年度は地元住民との意見交換会などを開催し、事業化に向け調査研究を進める。
同センターは平成30年7月豪雨で床上浸水の被害を受けた。現在は復旧済みだが、地元からは地域の拠点施設として避難場所にも活用できる高い防災機能を備えた施設に整備し直すことへの期待が高まっている。センターの裏には玉谷川が流れているため、県の高梁川改修計画を考慮しつつ、安全な場所への移転を求められる。現在の同センターの規模は鉄筋コンクリート造平屋294平方b。所在地は玉川町玉1550。
市は20年度まで移転整備に向けた調査研究を行い、21年度以降に事業に着手する方針。全体事業費は1億1000万円。
「提供:建通新聞社」